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体験記
【PR】デュタステリドとフィナステリド、何が違うのか。フィナステリドを 1.5 年飲んでいる私が今さら調べた話
公開日: 2026年7月1日

本文
※本記事は私個人の体験・調査に基づく記録です。効果には個人差があります。 ※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。 ※医薬品の選択・変更は必ず医師にご相談ください。
40 代の IT エンジニア、ヒロ。 AGA 治療を始めて 1 年半。毎朝、フィナステリドを飲んでいる。
あるとき、ふと気になった。
「デュタステリドって、何が違うんだろう」
処方された薬を 1 年半も飲んでいるのに、代替薬のことをまったく調べていなかった。 エンジニアなら依存しているライブラリの代替実装くらい把握しておくべきだろう、と思い直して調べてみた。
(医薬品の選択・変更は医師との相談事項です。本記事は私個人の調査記録であり、薬の優劣を断定するものではありません)
前提: 両者は同じカテゴリの薬
フィナステリドもデュタステリドも、「5α還元酵素阻害薬」 というカテゴリに属する。
AGA の主な原因物質は DHT(ジヒドロテストステロン)。テストステロンが 5α還元酵素によって変換されたものだ。この変換を阻害することで、DHT を減らし、毛包への影響を抑えるのが両者の共通の作用機序とされている。
(※ AGA の病態については日本皮膚科学会「男性型脱毛症診療ガイドライン」に詳しく記載されています)
両方とも日本国内で AGA 治療薬として承認されている処方箋医薬品。市販では買えない。 (処方箋が必要な理由については フィナステリドに処方箋が必要な理由を、1.5年飲んでから調べた話 に書いた)
作用機序の違い: 型が異なる
5α還元酵素には Type I と Type II の 2 種類がある。
フィナステリド | デュタステリド | |
|---|---|---|
Type I 阻害 | ❌ | ✅ |
Type II 阻害 | ✅ | ✅ |
- フィナステリド: Type II のみを阻害
- デュタステリド: Type I と Type II の両方を阻害(「デュアルブロック」などと呼ばれる)
DHT はおもに Type II によって産生されるとされているが、Type I も一定の関与があると言われている。デュタステリドはその両方を阻害するため、DHT 抑制率がフィナステリドより高いとされている。
(数値の詳細は PMDA 添付文書や各社公式情報を参照)
効果の違い: 強さと個人差
添付文書や臨床データの比較を見ると、一般的にデュタステリドの方が DHT 産生の抑制率が高い数値が示されている。
ただし、私が調べた範囲で感じたのは次のことだ。
- 「より強力」と「必ずより効く」はイコールではない
- AGA の進行度・個人の体質・脱毛パターンによって、どちらが合うかは変わりうる
- 最終的には医師が診察の上で判断する領域
「デュタステリドの方が効果が強いから自分にも合うはず」という単純な話ではなく、治療の選択は医師と相談して決めるものだというのが調べた結論だった。
(効果には個人差があります。本記事の内容は情報提供を目的とし、治療法の選択を推奨するものではありません)
副作用リスク: 両者に共通の懸念
両薬剤に共通して言われる副作用の懸念事項がある。
- 性機能への影響 (性欲減退、勃起障害など)
- PSA 値への影響 (前立腺癌の腫瘍マーカー検査に影響が出る可能性)
- 女性・小児への禁忌 (特に妊婦・妊娠の可能性のある女性は触れてもいけない)
デュタステリドは DHT 抑制率がより高い分、これらの副作用リスクも相応に考慮が必要とされている、と添付文書には記載がある。
私自身はフィナステリドを 1.5 年飲んで副作用の自覚はない。ただし「自覚がない = ゼロ」ではないし、長期の影響については私には判断できない。 (副作用の実体験については フィナステリド+ミノキシジルを1.5年飲んで、副作用は出たか に書いた)
PSA 値の話: 特に 40 代以上は注意
調べていて「これは知っておいてよかった」と思ったことが一つある。
両薬剤とも PSA 値(前立腺特異抗原)を低下させる作用がある。PSA は前立腺がんの早期発見に使われる腫瘍マーカーで、服用中は検査値が実態より低く出る可能性がある。
40 代以降、健康診断で PSA 検査を受ける機会がある人は、「AGA 治療薬を服用中である」ことを必ず担当医に伝える必要がある。
私も次の健診の前に確認しようと思っている。
(PSA 値への影響については PMDA 添付文書に記載があります)
費用の違い
クリニックや処方内容によって異なるため断言はできないが、一般的にデュタステリドはフィナステリドより費用が高くなる傾向があると、複数のクリニック情報を見た印象では感じた。
私が利用しているオンラインクリニックの場合は、フィナステリドを含む合剤で月 2,000〜3,000 円台で継続している。 (費用については AGA 治療の費用って結局いくら? に比較をまとめた)
私がフィナステリドを続けている理由
調べた結果、私はフィナステリドを変更せず続けることにした。理由は単純で、今のところ継続できていて大きな問題がないから。
エンジニアとして言えば「動いているシステムに余計な変更は加えない」という判断に近い。 (この感覚については フィナステリドとミノキシジル、どっちが効いているのか にも書いた)
デュタステリドへの変更を検討する場合は、担当医師との相談が必須だ。自己判断で変更したり、個人輸入で入手したりするのはリスクがある。
まとめ
比較軸 | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
阻害する 5α還元酵素の型 | Type II のみ | Type I + II |
DHT 抑制率 | — | フィナステリドより高いとされる |
副作用懸念 | あり | あり(程度の差は個人差・医師判断) |
費用感 | — | 一般的にやや高め |
承認状況 (日本) | AGA 治療薬として承認済 | AGA 治療薬として承認済 |
選択方法 | 医師との相談 | 医師との相談 |
どちらが自分に合うかは、医師に診てもらって決めるものだ。
この記事は「飲んでいる本人が今さら調べた」記録であって、読者に特定の薬を勧めるものではない。
気になる人はまず担当医に「デュタステリドはどうでしょうか」と聞いてみることが、一番正確な情報を得る方法だと思う。
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